人事、総務、広報、社内情報システムは一つのチーム、一つのメッセージで繋がって行うことを強く進める理由

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いろんな会社の方の話を伺っていて、いつも不思議だな、と思うことがある。

「人事の目標はこれです」
「総務の目標はこれです」
「広報の目標はこれです」
「社内情報システムの目標はこれです」

それぞれの領域で、それぞれの目標、やりたいことがある。それは素晴らしい。

しかし、その目標を合わせてみても、全体として向かうゴールが見えてこないことがほとんどなのです。

本来であれば、会社全体の目標があり、各事業部の目標があり、それを人と組織の力で支える存在としての管理部の目標があり、という形でトップダウンからも、ボトムアップからも、目標は相互に連携し、最終的にすべての目標を組み合わせれば、会社全体の目標を達成できるように設計すべきです。

事業部の目標は比較的全社目標のブレイクダウンで設計されることが多いのに、管理部の方は、人事は人事、総務は総務というようにそれぞれが別物、別世界のものとして目標が設計されることが多くあります。

これでは会社全体の目標が達成されることはなかなか難しくなってきます。

これまで様々な組織を見てきて、コーポレート側(管理部)の特に、人事、総務、広報、社内情報システムのあり方について、自分なりに思うところがあるので、紹介します。

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すべては総務と社内情報システムから始まる

どんな形態で働くにしても、人は日頃から物に触れます。例えば机とか椅子とか名刺とか文房具とか。

人は環境からかなり多くの情報を得ていて、それによって雰囲気が創られ、そこから大きな影響を受けます。

上質で整備されているものを使えば安心感が生まれます。オフィス環境が実用的で快適で、自分たちにマッチしたデザインがされているものであれば、モチベーションも高まることでしょう。

使う人の気持ち、扱う人の気持ちを汲み取って、主にモノ、環境の領域で力を発揮するのが総務です。

また、ほとんどの方が日頃からパソコンを使います。そのパソコンの性能が悪く動きが悪かったり、回線が不安定だったり、ネットワーク環境が遅かったりすると、イライラしてくるわけです。

ただ、「会社から貸与されているものだから」と、要望を出さずに我慢して使い続けている人が多いことに、いつも驚かされます。

誰がどのパソコンをどれぐらい使っているのか、について社内情報システムの人は分かっているので、ある程度のパソコンの状態は想像することができます。

仮に先回りして、「あなたのパソコンは何年使っていますが、状態はどうですか?遅くなっていないですか?あなたの使用状況を鑑みて、最適なスペックにしたパソコンを準備したのですが、使いませんか?」と準備をしたとしたら、使う側はどう思うでしょうか。

モノとシステム、働く上で一番根幹となる部分について、使う人の気持ちに立って整備することで、「働きやすさ」を生み出すことができます。

広報が行う最大の役割

まずは総務と社内情報システムによって、「働きやすさ」を実現したら、次に行うのはその情報を広報が最大限に活用することです。

具体的には、社内外に最適な形、最適なルートで広く知らしめるのです。

人は他社がやっていることには意識を向けて調べたりするものの、自分たちがやっていることは事象を捉えることが少ないものです。

自分たちがやっていることは何なのか、どこに向かっているのか、どういう世界観を創りたいのか、を社内、社外に何度も形を変えて伝えるのです。

単に「新しいサービス、事業を始めました」というプレスリリースを出すだけの動きしかしない広報もいますが、それは本来の広報の仕事ではありません。

広くやっていること、向かう方向性を知ってもらうことで、社内に自信が溢れ、社外からも認められる存在になり、最終的に「働きがい」が生まれてくるようになります。

人事は「働きがい」を生み出す

総務、社内情報システムがモノと環境の整備を、それを広報が社内外に広く知ってもらうための告知をしたら、人事が人と組織の関係を最適化していく役割を担います。

組織の現状を会社の数字から把握して、組織のありたい姿、状態とのギャップを確認して、人と組織を整備していきます。

ミッション、ビジョン、バリューをベースに、人の採用、フォロー、教育研修、人事評価、各種制度、人事労務、福利厚生などを整備していきます。

人事が意識すべき価値観は、「それをすることで働きやすさ、働きがいを生み出せているか」です。

あらゆる行動、言動、接し方が、人と組織の関係を創り出す要素になります。そこでネガティブな考えを元に動くと、組織全体にすぐにその考えが蔓延します。ネガティブさが持つ力はポジティブさが持つ力の10倍強さがあるからです。

人事、総務、広報、社内情報システムは一つのチーム、一つのメッセージで繋がって行うことを強く進める理由

今よりもっと素敵な会社、組織を創りたいなら、総務、社内情報システム、広報、人事が一つのチームになり、「働きやすさ、働きがいを実現する」ために考え、動くという一つのメッセージで繋がる必要があります。

コーポレート系の各部門のあり方について、考えるきっかけになれば幸いです。

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