CHRO(最高人事責任者)エバンジェリストの橋本(@yuzo0201)です。
これまでたくさんの人と会ってきました。
面接なら4万人以上。
来客なら2000社近くの方とお会いしてきました。
その中で、「この人は優秀だ!」と思った人たちがいたわけですが、そういう人たちに共通する特徴がいくつかあるので、紹介したいと思います。
フットワークがとにかく軽い
これまで出会ってきた人の中で、フットワークが重い人に優秀な方は一人もいませんでした。
社内でも、社外でも、フットワークが軽いとそれだけで信用されて、いろんな面白い話が自然と集まってくるようになります。
仕事の処理速度がとてつもなく早い。メールでも電話でもすぐに返ってくる
やってくる仕事の量は自分で制限するのはなかなか難しいことですが、それを処理するスピードは自分の意思で変えられるものです。
メールでも電話でも返信スピードが早ければ早いほど相手に安心感を与えることが出来ます。
恋愛関係では駆け引きも含めて、早く返信したり遅く返したりすると、その分ミステリアスな魅力がアップしますが、仕事ではミステリアスな魅力は必要ありません。
売ろうとしなければ、その分売れる。鬼のように。
営業職でも何でも、売ろうとせずに、ただひたすらに相手の役に立つことをやっていると、自然と相手から「仕事をさせて欲しい」と言われるようになります。
採用の現場であれば、採用メディア等で発信する「メッセージ」について一緒に考えたり、面接で優秀な人材を口説く方法を一緒に研究したりするだけでも、信頼度は全く異なってきます。
採用計画の数値を達成することだけにテンションが上がる人事ならば、早晩この世界からいなくなることでしょう。
だって、つまらないので・・・。
他とは違う視点からの提案を考えて、それを楽しそうに説明してくれる
優秀な方というのは日頃のちょっとした出来事と、自分の仕事を繋げて考えるのが得意な人が多いように思います。
通常の業務以外のところからアイデアを持ってくるので、他とは違う視点・切り口の提案になることが多くあります。
そして大事なのが、それを楽しそうに説明することです。
説明をする時の言葉も自然と形容詞が多くなります。
「圧倒的に」「史上最高の」「これまでに存在しなかったような」など。
楽しそうに話をしていると、自然と話に引き込まれてしまいます。
自分の提案力をアップさせたい方は日頃の自分の身の回りで起きる出来事にもっと注目してみましょう。
仕事と組み合わせると驚くような発見をしたりすることもあるので。
まとめ
今回取り上げた4つの特徴を持つ人がみんな優秀である、と定義するのはできないですが、少なくとも「仕事ができる優秀な人」だとは言えるかと思います。
個人的にはビジョンとスピードと情熱が、人を、状況を、組織を動かすと思っているので、そこを意識して日々動きたいな、と考えています。