「人事評価で憂鬱な気持ちにさせるのはもうやめよう」158社調査の途中経過報告

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CHRO(最高人事責任者)の橋本(@yuzo0201)です。

現在、日本企業の158社(スタートアップからメガベンチャー、働きがいのある会社調査で上位にランキングされている企業を中心に)をリストアップして、人事評価と社員の反応について調査をしています。

現時点で40社ほどの調査が終わりました。ホームページや複数の口コミサイト、Googleで検索などをして情報をチェックしているのですが、評価に関する情報が一切記載されていないところから、詳細なやり方まで含めて記載されているところまで様々あります。

面白いのは他の記事などで経営者の方が「ウチの人事評価はユニークでみんなの満足度が高いんだ」と自信を持っている企業や、働きがいや働きやすさのランキングで上位にランクインしている企業で、社員の方から酷評されているケースを散見することです。

調査は「働きがいのある企業というのは、人事評価がきっちりと運用されていて、強い組織づくりの源泉になっているはずだ」という仮説を立てて、それを検証するために始めてみました。

まだ40社程度の時点ですが、この仮説はどうも外れていそうだな、という感覚を持っています。

人事評価として360度評価が実施されているとことも多いのですが、ある企業では「非常に公平だ」と社員からコメントがあり、またある企業では「自分の仕事っぷりを知らない人から評価されても評価に対する信頼性は低い」「どのように360度評価が反映されているのか分からず、答える時間が無駄に感じることもある」などとコメントがある。

人事評価でみんなを納得させることはできない、とよく言われていますが、共感、納得してもらえる「みんな」の割合をいかに高めることができるかが勝負になると思います。

「人事評価はもういらない」として、グローバル企業を中心に、定期的な人事評価を廃止するケースも増えています。半期や一年間のタームではなく、リアルタイムにフィードバックをする形に変えているわけです。

評価をしないのではなく、むしろ評価を頻繁にして上司と部下で目線を合わせるように変えています。

納得性の高い人事評価とは果たして存在し得るのでしょうか?

適切なフィードバックとそれを生み出す組織文化

40社ほどの調査の時点ですが、答えの鍵になりそうだな、と思うのは「評価される自分にとって適切なフィードバックがあり、それが成長に繋がっている実感が持てるか」にあるのでは?と新たに仮説を立てています。

「適切なフィードバック」だと思ってもらうにはどうしたらいいのか、それを実現させる組織文化をつくるにはどうしたらいいのか、について、残りの110社ほどの調査で知見が得られれば、と思っています。(無ければ自分で創ります)

人事評価で憂鬱な気持ちにさせるのはもうやめよう。



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