CHROはビジョンの伝道師(エバンジェリスト)である

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CHRO(最高人事責任者)の橋本(@yuzo0201)です。

企業内で経営陣が定めるのがミッション、ビジョンである。それを実現するために求められる価値観、行動規範、価値判断の基準となるのがバリューである。

CHRO(最高人事責任者)は、採用、育成、評価、人事制度、社内外の活動のあらゆる場面で人と接点を持つ。この接点においてミッション、ビジョンを語り、バリューを体現し、企業文化(カルチャー)を創り出していく役割を持つ。

ここでCHROが気をつけなければならないのは、ブランディング思考で考えられた言葉の選び方と言葉の入れ方だろう。

言葉の選び方

いかに崇高で万人に愛されるような概念を持っていたとしても、人の記憶に残るもの、熱狂的に語り継がれるものでなければ、素晴らしい企業文化(カルチャー)を創り出すことは難しい。

だからこそ、言葉は慎重に、かつ大胆に選ぶ必要がある。

大事にしたい価値観を主要メンバーで出し合い、何度も議論を重ねる。

価値観、概念を的確に言い当てている言葉か、記憶に残る言葉か、思わず使いたくなってしまう言葉か、などの視点から言葉を洗練させていく。

この議論の過程で、伝えたい価値観も概念も結果として理解が深まるという効用もある。

言葉選びがうまい例:
メルカリ:
Go Bold – 大胆にやろう
All for One – 全ては成功のために
Be Professional – プロフェッショナルであれ

サイバーエージェント:
人事は、人と組織で業績を上げる「パフォーマンス・ドライバー」である。

Apple:
Think different

言葉の入れ方

どの言葉を伝えるのかを選んだ後は、どのタイミングで、どのツールで伝えていくのか、すなわち入れ方を考える必要がある。

どんな言葉でも選んだだけで満足していては意味がなく、それをいかに知ってもらうか、使ってもらうかがポイントになります。

今なら伝える手段は様々あります。

ブログやFacebook、Twitterなどで伝えるやり方や、YouTubeやポッドキャストなどで伝えるやり方など。

伝えるツールも、テキスト、画像、音声、動画など様々。

伝え方も、練りに練った考えをじっくりとテキストに落とし込んで行う一方通行のコミュニケーションもあれば、ライブ動画などで配信して視聴者と双方向にコミュニケーションを取りながら行う方法もあります。

その時々の状況、伝えたいターゲットをどこに置くかで、どの手段、ツール、伝え方がいいのか変わってきます。

常に仮説を立てながら、小さく実施して効果を検証してみる。うまくいったならそのポイントを強化して拡充させる。うまくいかないなら原因を突き止め、変えるべきところを変えて再びトライする。

企画していたり考えたりしているだけでなく、実際にやってみることが大事です。

CHROはビジョンの伝道師(エバンジェリスト)である

今回は、言葉の選び方、言葉の入れ方について紹介しました。

CHROは組織内外に対してビジョンを伝え、ファンを増やし、ビジョンに基づく仕組みや施策を行い、強い人と組織の関係を築く、結果として素晴らしい企業文化を創造していくことが大きな役割になります。

自分は何者で、何の役割を果たすべきなのか。そういう思考を持ち、自分の強みがCHROの機能として最大限に活かせると思った時、それがあなたがCHROになる時です。

(参照記事)
CHROの役割は、会社として一番大切なものを共有すること
https://at-jinji.jp/blog/6966/



経営資源の重要項目の一つであり、企業の成功に欠かすことができない人と組織の関係の最適化。ここにフォーカスし、経営チームの中で最善策を企画、実行、検証するのがCHRO(最高人事責任者)です。CHROとして組織を劇的に変えるための情報・音声・映像を無料でお届けします。





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